初心者のためのポケモン講座
〜番外編〜 間接防御
えー、四回目にして早くも番外編です。
間接防御とは、主に船が被害を受けた時に沈没を防いだり、機能がなくならないようにするための物です。
聞くと難しいですが、要は『穴が開いたら塞いで、水が入ってきたら汲み出して、火事が起こってら火を消しましょう』といったものです。
ポケモンカードではバトルでポケモンがやられた時や、やられそうな時にどうしようかって話になりますね。
日頃から火の用心と心がけておくとか、火事になって「消防署?ああ、ないね。どうしよう?」となるよりは、前から用意しておこうねってお話です。
さて、ポケモンがやられるのは主にバトル場にいて、相手の攻撃を受けてしまうのが原因だからではないでしょうか?
『何当たり前のことを』と思われるかもしれないのですが、
それによって受ける被害、特にバトルを始める時にどうしてもバトル場に出さざるを得ないポケモン。
その中でもデッキの主力になりえる種ポケモンをいかに守るか?というのが今回の目的です。(あー長かった。)
では早速、種ポケモンには、二種類のものがあります。
- 進化しないでずっとこのまま場にとどまるもの。
- 進化をするもので、進化をすることが前提のもの。
この二つですね。進化しないものとは違い、進化するものは進化後に強力なポケモンに変化することが前提となっているので
進化をしないものに比べるといささか頼りない能力のものが多いのです。しかし、ゲームを始めるときには必ず出さなくてはならないために
その時点でやられてしまうことも多く見られます。もしそのやられてしまったカードが、デッキの主力を担うカードであった場合
その後の戦闘で苦戦することは想像に難くありません。
では、どのようにしてその種ポケモンがやられるのを防ぐか。もしくは、やられてしまった場合の対応を考えていきましょう。
- 方法その1.やられなければいい。(その1)
- この方法は主力となるポケモンのほかに、そのサポートをするポケモンをあらかじめ入れておくことで、
最初のゲーム開始時に主力が敵からの攻撃を受けにくくするということです。考えとしては簡単ですね。
主力しかデッキにいなければ最初に引いてくるポケモンは確実に主力カードですが、仮にそれと同数だけのサポートモンスターがいれば
確率は半分になります。サポートモンスターとしての条件は
- 種である、もしくはすぐに進化ができ、すぐに使えて(自分が)便利だと思う能力を持っている。
- HPが高い(壁になれる)。
- すぐに逃げられるように逃げるコストが低い(攻撃に転じやすくするため)。
- 主力と同じエネルギーが使える。
これらがそろっていることが望ましく、人によって違うのでしょうが、自分的に上から順に重要度が高くなっています。
具体的には逃げるコストが1で、HPは50あれば何とかなるでしょう。40だと主に相手が弱点の時には、一撃でやられてしまう可能性が出てきます。
あとは、主力ポケの弱点をカバーできれば完璧ですが、エネルギーの事を考えると難しい問題でしょう。
- 方法その2.やられてから何とかする
- 1のやられる前に何とかしようとする場合と違い、こちらはやられてから何とかする場合です。やり方はこちらも単純で
トラッシュにいるやられたポケモンを、トレーナーカードやポケモンのポケパワーやポケボディー(以下特殊能力)で何とか復活させるやり方です。
ここでは主に使われているトレーナーカードを使った方法を説明しましょう。
- このトレーナーカードの場合は、ポケモン回収装置が代表的です。これには2種類の効果があり、使うときにどちらかを選びます。その効果とは
- トラッシュにいるポケモン3匹をデッキに戻す
- トラッシュにいるポケモン1匹を手札に戻す
トラッシュにいったポケモンをまた使えるようにするという点では、3匹戻すほうが効率は確かにいいのですが
デッキに戻すということは、またデッキから引いてこなければならないということで、すぐに使うことはできません。
しかし、1匹とは言え手札に戻ってくる場合には戻ってきたポケモンをすぐに使うことができます。
つまり、トラッシュに必要なポケモンがいて、ポケモン回収装置が手札にあるならば、いつでもそのポケモンを手札にすることが可能なのです。
トレーナーカードの効果でデッキから確実に必要なポケモンをつれてくる場合、サポーターカードで1ターンに一回しか使えないという制限や、
コイン判定が必要なのに比べれば、かなり有力な手になるのではないでしょうか?
-
方法その3.やられなければいい(その2)
- 1のほうでは主力がなるべくベンチにいることによって相手の攻撃から身を守るというやり方でした。
しかしこちらは、バトル場にいながら相手の攻撃から身を守る方法です。バトル場にいれば、相手の攻撃の矢面に立たされてしまうわけですが
特殊なポケモンの技や特殊能力があればダメージを減らしたり受けなくしたりすることができますが、これができるポケモンは
限られてしまうというのが欠点です。条件としては
- HPが高い
- ねむり、マヒ、こんらんなどの、相手に攻撃を使わせなくする技を持っている
- 鋼エネルギーの効果を得られる
- ダメージを軽減できる技(か特殊能力)を持っている。
- (抵抗力を持っている)
重要度は同じく上からです。技の効果によるものの場合、常時発動の特殊能力と違って、ワープポイントなどで相手から呼び出されたときに
まったく効果がないことが欠点ですね。特殊能力は持っているポケモンがかなり少ないので、重要度はかなり低めです。鋼エネはつけられるポケが
このごろ増えてきてるので得す能力よりは見る機会が多くなっていますね。後はそのポケモンを使うかどうかです。
なるべく主力をやられないように、やられてもすぐに復旧できるようにデッキを組んでおくと、粘り強い、相手に勝たせにくいデッキが出来上がります。
また、1〜3を複合すると効果は倍増しますが、全部で60枚までしか入れられないデッキには結構な負担となるので注意が必要です。
さて、本編よりもかなり長くなった番外編『間接防御』いかがでしたでしょうか。
次は何になるかまだ決まっていないというより、続けていけるのかという疑問が深まってきた今日この頃。月一(ぐらい)でお会いしましょう。では〜
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